龍谷大学様 ファイナンシャル・プランニング入門Ⅰが終了しました

neko

こんにちは。ねこのてFP事務所代表の横山です。
先日、龍谷大学で担当させていただいている「ファイナンシャル・プランニング入門Ⅰ」の講座が終了しました。

以前もコラムに書いた通り、
本講座の目的は「生きていくために必要なマネーの知識を身につける」ことです。

その知識を「攻めのFP」と「守りのFP」に分類し、
今回は「守りのFP」についての講義でした。
具体的な内容としては、社会保障や保険の活用法を学ぶものです。

 
その結果ですが、はっきり言って驚きました。
本当に役に立つ知識を身につけてもらいたいと思い、
知識を問う問題に加え、
「こんな場合にどの保険を選ぶか」ということを考えさせる論述問題を出しました。

「どの保険に加入するのが最適か」
この問いに答えはありません。
大人でも、「つきあいで」「すすめられたから」という理由で選びがちです。
それを真剣に考えさせるのですから、大学生には難しいのではという懸念もありました。

けれども、反省しました。
想像以上のクオリティで、彼らなりに考え抜いた結果を言葉にしてくれていたのです!

「子育てが終われば共働きできるから…」
「保険に入りすぎてお金が貯まらないのは本末転倒…」
「医療保険は給付日数の上限があるから…」

正直、大学生の考えることとは思えませんよね。
もちろん、社会の厳しさを知らないからこその判断ミスもありましたが…。
ただ、彼らのポテンシャルが計り知れないものなのは間違いありません。

 
「子供だから、お金の心配なんてしなくていい」なんて言っていられない時代に突入しています。
「知識さえあれば」ここまで考えられるのですから、
さらに役に立つ知識を提供することができるようにしたいと思っています。

後期は、株式や不動産といった「投資」について。
楽しみになってきました!